スポーツ整形外科とは

スポーツ整形外科では、スポーツによって起きた運動器の損傷(いわゆるケガ)や障害を主な診療対象としています。スポーツによる損傷(スポーツ損傷)には、主にスポーツ中に生じた外力による組織の損傷(スポーツ外傷)と、繰り返しの動作によって関節や筋肉などに負担がかかることで生じた損傷(スポーツ障害)に分けられます。Jリーグ、Fリーグのチームドクターの経験を活かし、このスポーツ外傷、スポーツ障害を各競技種目による特殊性もしっかり把握しながら、スポーツ愛好家からトップアスリートまでスポーツのレベルを問わず患者さんのニーズにあわせた治療をすすめることで、運動能力の回復をサポートします。
スポーツリハビリテーション
スポーツにおいては身体に日常生活以上の負荷がかかるため、必要な身体機能(関節可動性、柔軟性、筋力など)に高いレベルが求められます。
そのため、身体機能が不十分な状態で強度の高いスポーツをおこなうと怪我のリスクが高くなります。また、怪我の後、身体機能が十分に回復していない状態で競技に復帰すると再発や新たな怪我につながる場合があります。
一般のリハビリテーションは疼痛緩和や日常生活への復帰を主な目的としており、スポーツへの復帰には不十分なことが多いため、スポーツ復帰を目的としている場合には、スポーツリハビリテーションとして治療を行なうことでスポーツ復帰に必要な身体機能を回復し身体操作の向上を目指します。
スポーツリハビリテーションの対象となる方
- クラブチームや部活でスポーツをしている学生
- スポーツ愛好家、アスリート早期に競技復帰を目指す方
- 競技復帰はしたものの満足のいくパフォーマンスが発揮できない方
- 日常生活には支障ないものの運動をすると痛みがでるなど不安がある方
運動器リハビリテーション(スポーツ)の流れ
- 医師の診察
- 初回リハビリテーションの予約(初回診察日に開始することもあります)
- リハビリテーション当日は予約時間の10分前にご来院をお願いいたします
- リハビリテーションの実施(初回は担当の理学〈作業〉療法士と目標および進め方を確認し総合実施計画書を作成)
- 次回の予約
※その後も月に1回、目標および到達状況を確認し総合実施計画書を作成します
予約・キャンセルについて
- 運動器リハビリテーションは完全予約制です。
- やむをえずキャンセルする場合には、前日までにご連絡をお願いいたします。
- キャンセルが度重なる場合には、予約がとれなくなる場合があります。
- 予約時間に間に合わない場合、リハビリ時間が短くなり、大幅な遅刻の場合は、リハビリ自体ができなくなることがあります。
頻度と物理療法
スポーツリハビリテーションでは治療効果を早期に引き出すために物理療法を併用することがあります。
頻度は、無理のない範囲で増やし、2回/週 以上実施することがあります。
1日あたりの単位数も状態にあわせて増やし、2単位/日 以上行なうことがあります。
運動療法 | 一般 | スポーツ |
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1回の単位数 | 通常1単位 | 状態に合わせて2単位以上 |
1週間あたりの日数 | 通常1日 | 状態に合わせて数日 |

院長
上條 晃
(日本整形外科学会整形外科専門医)
(日本リウマチ学会リウマチ専門医)住所
- 東京都練馬区平和台3-25-17
アクセス
- 東京メトロ有楽町線・副都心線 平和台駅徒歩9分
氷川台方面からもアクセス良好です。 TEL
- 03-5945-1055
休診日
- 水曜日・日曜日・祝日
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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9:00~12:30 | ● | ● | ― | ● | ● | ● | ― |
15:00~18:30 | ● | ● | ― | ● | ● | ― | ― |
※受付は終了時間の10分前まで
●:土曜日の診療時間が変更になりました。